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グルーヴィジョンズ『GROOVISIONS 5×27』
お出迎えは着物チャッピー。着付けはスパイラルのチーフキュレーターさん。
“グルビのフォント”といえば「Helvetica Neue」のイメージが強いですが、今回は「Gotham」。
20年以上前の京都時代のものから2016年デザインのものまでをフラットに展示。古さを感じない凄さ。
この写真に写っているものだと、僕は39個持っていた。思っていたより少なかった。
今回の展覧会タイトルの由来でもある、高さ約2.4メートル、幅約13メートルの“5×27”比率のスクリーンに新作映像。
新作映像「cat」が特にツボ。ソウル・バスの名作タイトルバック『Walk on the Wild Side』をちょっぴり思い出す。
新作映像の次は、新作チャッピーの展示。いつもペイントの瞳が義眼に。
「もっと気味悪くしたかった」とか、なんとか。これはこれで悪くない。
もうひとつの新作は子供チャッピー。手には、グルビ伊藤さんのブログにも一時期よく登場したラスカル。
目の前に三脚が置いてあり、独りでも家族写真が撮れる。
昨年、京都でオープンしたグルビの経営のお土産屋さん『三三屋(みみや)』の出張店舗。
「三三屋」の筆文字は、「今年の漢字」を書かれている京都・清水寺貫主によるもの。
ベニヤ板の壁は、ギンザ・グラフィック・ギャラリーで2011年に開かれた『ジー ジー ジー ジー』展の時のリユース。
三三屋出張店舗の店内は、京都店と同じ棚でレイアウトも似た感じ。
壁には、ポーラ・ミュージアム・アネックス『Lesson 2012』展で公開された「チャッピーシステム」を再展示。
併設のスパイラルカフェの入口には、ギャルソンチャッピー。
スクリーンの映像を眺めながら……
チャッピーの旗付き「大人のためのお子様ランチ」を食べたり。
こんなところにも!?(気付かなかった人もいるのでは)
TEXT・PHOTO:内古閑
■過去記事:お土産セレクトショップ三三屋